1日30分続けると、どれくらい変わってくるか計算してみよう
- 1日30分を300日続けた人
- 1日5時間を10日続けた人
のトータルの勉強時間を比べてみましょう。
勉強の成果に一番必要な要素
著者は勉強の成果に一番必要な要素は「勉強時間」であると語っています。
以下のように、\(y=ax^{2}+c\)と数式で勉強の成果を表現しています。
- \(y\):勉強の成果
- \(a\):教材・サービス
- \(x\):勉強時間
- \(c\):過去の勉強の蓄積
- 1流の大学に通っていないから(\(a\)が小さい)
- 昔から勉強が苦手だった(\(c\)が小さい)
- 集中力がない(\(b\)が小さい)
勉強時間を捻出する
1日2時間を作れ!!と言われれば、「そんなの無理だー!」って思いますよね。
勉強時間の確保とは、まとまった時間を確保することを意味します。
忙しい日々の中で2時間を確保するのはなかなか難しいですが、30分毎日続けることなら必ずできます。
一日で無駄だなと思っている習慣をいくつか書き出して時間の捻出してみましょう。
例えば、
- 1日30分早く起きる(2時間早く起きるとかは無理ー(´・ω・
))
- テレビ番組を見る時間を30分減らす(2時間とか番組2つ我慢しないと・・)
- 30分いつもより早く出勤してカフェで勉強
- 昼休憩の30分を勉強時間に充てる
まとめ
- 「5時間を10日」より「30分300日」勉強を続けた方が効果大
- 勉強の成果に必要な要素は勉強時間
- 一日で無駄だなと思っている習慣をいくつか書き出して時間の捻出
意識が変わる→行動が変わる→結果が変わる
この本を読む前に考えていたこと:30年間同じことをして成長するわけがない
人って自分ができる範囲のことしかしようとしないんだなって思うわけです。
そうだと思いませんかね?
誰が「これは自分にはできないことだ」とか言って毎日チャレンジしようと思いますか(´・ω・)
できれば毎日変わらないことを望むのです。
これは心理的に人が思うことみたいですね。
- 昨日の嫌なことは数日経つと忘れてくる→元の嫌でない気持ちに戻ろうとする
- 昨日の晩あんなに勉強のやる気があったのに朝になると情熱が冷めている
- ダイエットを決意したのに3日後にはケーキ食ってる
しかし、よく考えてみれば30年間ずーっと毎日同じことをしていて、成長できるわけがない上に時代の中で社会は日々進化しています。
ということは、自分を日々成長させてやっと社会から見て変わらない自分を演じることができるということです。
これはやばいなと・・・
でも、頑張って勉強するとか、努力して勉強するっていうのは個人的には「それって何がしたいの?全然自分の人生豊かになってないよな?」って思うのです。
- 頑張らずに勉強する
- 勉強を習慣化させる
これがとても大事だと思っています。
長い人生の中で一時期の受験勉強のように詰めて勉強したものというのはすぐ忘れてしまいます。
受験勉強は苦しいし、1年頑張ったらもう勉強しない・・・・あんなに勉強したのに数年経つと全然覚えてないってことがよくありますよね。
あれは勉強ではなくてただの脳トレの訓練だと思っています。
そうではなく5年先、10年先に少しづつでもいいから変わっていくための習慣というのを身に付けたいと思っていました。