こんにちは(@t_kun_kamakiri)
本日は、「悪癖の科学」の書籍紹介をしたいと思います(^^)/
「悪癖の科学」
癖がすごすぎておもしろい✨— カマキリ🐲@ブログ書いている (@t_kun_kamakiri) 2019年7月6日
「あれをした方が良い、これをした方が良い」
数年前まで良いと言われていたものが、今はダメと言われていたり、良いと言われていたものが、実は良くなかったり・・・・
なんなんだ!この振り回されている感じは・・・
カマキリ
現代はまさに情報の時代であります。
しかし、
心の叫び
- リスクばかりを避けて安全な人生ばかりで楽しいのか!
- 雑魚キャラしか出ないゲームの何が楽しいのだ!!
- リスクを乗り越えるから達成感があるのではないか!
「悪癖の科学」は、実は良くないと思われている行動の中にも良い面があるよというのを知るための本です。
絶対良くないだろと思われている行動にも、良い面を見出すことができます。
リチャード・スティーヴンズ
1,760円(01/20 06:45時点)
発売日: 2016/08/29
Amazonの情報を掲載しています
カマキリ
最近読んだ本の中では一番面白いです。
【目次】
1章:相手かまわず
2章:お酒は飲め飲め
3章:チョー気持ちいい
4章:アクセルを踏み込め
5章:恋をしましょう
6章:もっとストレスを
7章:サボリのすすめ
8章:ダイ・ハード
各章で良い面と悪い面の科学的根拠に基づいて語られている
本書で取り上げられている内容は、「深酒」「不倫」「悪態」「恋煩い」「無免許運転」などのちょっと困った行動ばかりです。
けど、わかっているけどやめられないこれらの行動にも実は良い面もあるよという科学的なデータを示した書籍となっております(^^)/
カマキリ
ほどほどだったら良い面もあるということです。
お酒にも効用がある
例えば、お酒も毎日飲んでいれば生物学的な面では健康面を損なう恐れがあるので良くないです。
一方で、心理学的な面では
お酒の効用
- 心臓病やうつ病のリスクを下げてくれる
- 集中しては出ないような創造性を高めてくれる
- 人付き合いを円滑にしてくれる
- 飲み過ぎても二日酔いという人間にはストップボタンも用意されている
カマキリ
こんな効用があるなら、気にせずに飲もうではないか。
というのが悪癖にも効用があるという本書の主張です。
悪態にも効用がある
侮辱的なののしりを口にするのは、言うのも言われるのも不快な気持ちになります。
しかし、そういう悪態も言っている方は快感を得られる場合もあるし、あえて口にすることで状況を一変できる場合もあります。
そんな悪態の効用を語られています。
悪態の効用
1.悪態の1つ目の効用
言語全般の得点が高い人は悪態の得点が高いという研究結果となっているそうです。
つまり、悪態をつく人の方が言語を操る能力が高いということです。
2.悪態の2つ目の効用
悪態をつく(侮辱言、卑猥言)ことで痛みへの耐性が高まるということがわかっているそうです。
たしかに、冷たいキンキンに冷えた氷に長時間つけできるだけ長く耐えろと言われれば「くそ!!あほ!」とか叫びながらの方が長く耐えれそうな気がしますよね。
しかし、普段から悪態を乱用していると効果は薄まるとのことです。
3.悪態の3つ目の効用
さらに、悪態は人との結びつきを強くするという効用もあるようです。
ふつうなら失礼極まりない侮辱的で卑猥な言葉も、長年仕事をしている同僚に使うと、親しみや友情表現になり、無礼な言葉づかいも無罪放免というわけです。
カマキリ
悪口も人に向けなければ悪態にはならない(._.)良い面だけ利用しよう!
死ぬことにも効用がある
最終章では、「死ぬことにも効用」という人間として最も避けたいが避けれない問題に対して効用があるというふうに言っています。
心肺停止状態でも記憶が残っている人々の証言では、不快で苦しかったという話は少数で感覚が研ぎ澄まされ、喜びと平穏に満ちた体験だったと振り返る人が
多かったそうです。
人間は未来の感情予測がとても苦手であるため、将来どんな気持ちになっているのかというのを考えることはとても困難ですが、心肺停止状態になった人の証言を聞くと、
心肺停止状態になった人の証言
- 喜ばしい気持ちになった
- 神秘的な感覚であった
- 何も感じなかった
などのようです。
他死因(事故死など)でも同じ結果なのかは不明であるけど、いずれ迫ってくる死に対しても、
必ずしも恐怖ばかりでないと思えば、気も楽になるし、くよくよ悩むことなく日々を送れるという結論になります。
カマキリ
どうしてもやめれない悪い癖にも良い面があります(^^)/