こんにちは(@t_kun_kamakiri)
OpenRadiossでコーンホールの再現シミュレーションをしたいと思い、今後の流れについて報告をしました。
資料は前日に作成したのでメモ書き程度でわかりにくい資料になってしまいましたが…
今回は「コーンホールの布に粒粒を入れるためにはどうしたらいいのか?」ということ趣旨で参照形状についてのまとめになります。
発表資料
エアバッグモデル化と類似
コーンホールのモデル作成方法は以前に作成したエアバッグモデルでのシミュレーションを利用できそうです。
以下に参考記事を貼っておきます。
また、2024年にオープンCAEシンポジウムで発表した内容が参考になるので、そちらで用いたテクニックなども今回使用する予定です。
Q&A
- Q.初期形状のモデルで外周側の節点を中央に近づけると角の4点はどうなるのか?
A.外周節点だけ中央に寄ってくるだけです。 - Q.初期形状のモデルで外周側の節点がどうなっているのかがわからなかった
A.外周節点だけを中央に近づけるので、4点でできているので一番外周だけの要素が伸びた状態になっている。 - Q.残留応力が残るのではないか?
A.計算後の要素を出力すると残留応力はないと思うが、最終状態のまま計算を進めると残留応力は残ると思います。確認してます。 - (コメント)今回の解析はいろいろなものに使えるのではないか?
障害物競走とか
質問を聞いていて、作り方のイメージがわかりづらいとのことで反省。
あまり行わない解析設定なのとAltair社のドキュメントにも詳しく書いていないので、ブログに設定方法をまとめておくのは意味がありそう。
まとめ
今回は参照形状という特殊な設定方法を紹介しましたが。
次回は布に粒粒を入れて投げるシミュレーションをしてみようと思います。
あとは実験としてはコーンホールの袋体に加速度センサーを付ける、袋体の材料特性は引張試験を大学でできるなど、真剣に取り組めば面白そうな内容になりそうです。
個人的にはCAEと実機の合わせこみ作業という非常に重要な要素を兼ねているので、とても勉強になる取り組みかなと思っています。
だいたいが1日だけ「わーっ」と作業して、1日で「わーっ」と資料作るので時間あるときと気が向いたときに進んでいきます。