こんにちは(@t_kun_kamakiri)
Altairのサイトにこれまで商用利用としていたRadiossを2022年9月からオープンソース化するという内容の記事が投稿されていました。RadiossといえばLS-DYNAやPAM-Crashなどと並ぶAltairの衝突系(衝撃解析)の解析ソフトのイメージが強いですが、それが無償で使えるようになったというのはなかなかの衝撃でした。
本記事ではOpenradiossがリリースされて早速使ってみたという報告資料です。
オープンソースの中でも衝撃解析に関してはどれを使おうか悩むところでしたが、RadiossがOpenRadiossと名前を変えて使えるようになった今、これ一択だなという感じがしているので、早速使ってみようと思います。
本記事の内容
- OpenRadiossインストールから計算実行
以下の内容をまとめています。
- OpenRadiossのインストール
- OpenRadiossの例題(ケースファイル)
- OpenRadiossの計算実行
- 【OpenRadioss】Radiossで使用できるLS-DYNA入力ファイル対応表
LS-DYNAとOpenRadiossのキーワードの対応表を作りました。
報告資料
↓2022年10月22日に報告したOpenRadiossの勉強会資料です。
資料内の解析動画
【環境】
Windows WSL2
あわせて読みたい
OpenRadiossを使ってみたというより、LS-DYNAを使ってみたという報告内容ですが、まだまだこれからということで乞うご期待。
LS-DYNA書籍
LS-DYNA for Engineers: A Practical Tutorial Book (FE analysis for Engineers)
Lee, Ryan
4,662円(11/21 18:00時点)
Amazonの情報を掲載しています
LS-DYNA for Beginners: An insight into Ls-Prepost and Ls-Dyna
Shah, Qasim, Abid, Hasan
10,820円(11/21 11:41時点)
Amazonの情報を掲載しています