OpenFOAM

【回転するバスケットボールまわりの流れ(2)】OpenFOAMで無回転のバスケットボールまわりのメッシュ作成

こんにちは(@t_kun_kamakiri)(‘◇’)ゞ

本記事ではオープンCAEを使ってバスケットボールまわりの流れを解析するまでをまとめていきます。
最終的には以下のようになります。

バスケットボールはシュートの際に1秒間に2回転ほどしているそうです。
味方にパスをするときはもっと高速で回転していると思いますが、果たして回転させるとどう違うのか考察をしていく心意気です(^^)

カマキリ

自宅で解析できる記事は他にも書いています。

モデル作成と勉強しながら、アウトプットのため記事にまとめていきます。

今後の予定
  1. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(1)】FreeCADで作るバスケットボール
  2. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(2)】OpenFOAMで無回転のバスケットボールまわりのメッシュ作成
  3. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(3)】OpenFOAMで無回転のバスケットボールまわりの流れ
  4. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(4)】OpenFOAMで回転のバスケットボールまわりのメッシュ作成
  5. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(5)】OpenFOAMで回転するバスケットボールまわりの流れ
  6. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(6)】OpenFOAMで並列化計算
  7. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(7)】OpenFOAMで抗力と揚力の出力
  8. 【回転するバスケットボールまわりの流れ(8)】PythonスクリプトによるOpenFOAMの自動計算

頑張りますよ(‘ω’)ノ

使用環境

  • Windows11
  • FreeCAD:0.19
  • OpenFOAM-v2012 (2012)ESI版
  • Paraview:5.9.0

メッシュ作成の手順

こちらにメモ書きを記載しています。

今回は「/opt/OpenFOAM/OpenFOAM-v2012/tutorials/incompressible/simpleFoam/motorbike」のチュートリアルからコピーして使おうと思います。

ファイル構成は以下のようになっています。

「mesh1」と「mesh2」は後々使うため、メッシュ生成のためだけに自身で作ったフォルダです。今回は「mesh1」でメッシュを作ります。

メッシュ生成のファイル

OpenFOAMでメッシュ生成するには2つのファイルを編集して実行する必要があります。

  • blockMesh
  • snappyHexMesh

blockMesh

「system/blockMeshDict」のファイルを以下のように編集します。

blockMeshを実行することで以下のメッシュが生成されます。

簡易バスケットボールのモデルと重ねてみて大きさを確認します。

snappyHexMesh

「system/snappyHexMeshDict」のファイルを以下のように編集します。

バスケットボールまわりは

作成したモデル

作成したモデルは実際に流体解析で使うのでご利用ください。

ダウンロード

簡易モデル

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