OpenFOAM

【OpenFOAMとOpenMoelica連携(2)】OpenFOAMとOpenMoelicaの連携:buoyantPimpleFoamソルバ

計算実行

いつも通り計算実行します。

途中で以下のような記述が出ます。

毎回OpenModelicaの計算を挟んでいるので、少し計算の遅さを感じます。

グラフ化

output.datがOpenModelicaの結果なのでそれをグラフ化して、思っている挙動を示しているかを確認します。

以下のようになっていたらOK。

まとめ

OpenFOAMとOpenModelicaを、FMU4FOAMを使わずに連携させる仕組みを作りました。
OpenFOAMで取得した温度や流量をPython経由でOpenModelicaへ渡し、PID制御結果を再びOpenFOAMに反映する流れです。
毎ステップでMOSファイルを自動生成して計算を回すことで、モデル間のやりとりを完全に自動化できました。

次回は、FMU4FOAMが対応していないマルチリージョン環境でも動作の確認をしたいと思います。

参考書

OpenModelicaのプログラムの文法を勉強したい方にはこちらがお勧めです。

こちらはOpenModelicaの参考書の中でも数少ない純粋な日本語書籍です。
本記事で紹介したコマンド実行の方法も解説があり、全体的にわかりやすい参考書になっており、重宝しています。

 

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