こんにちは(@t_kun_kamakiri)(‘◇’)ゞ
本記事ではオープンCAEを使ってバスケットボールまわりの流れを解析するまでをまとめていきます。
最終的には以下のようになります。
バスケットボール周りの流れももう少しでできそうかなという進捗。
#OpenFOAM pic.twitter.com/WdSGRX4nGI— カマキリ🐲Python頑張る昆虫 (@t_kun_kamakiri) November 5, 2021
バスケットボールはシュートの際に1秒間に2回転ほどしているそうです。
味方にパスをするときはもっと高速で回転していると思いますが、果たして回転させるとどう違うのか考察をしていく心意気です(^^)
モデル作成と勉強しながら、アウトプットのため記事にまとめていきます。
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(1)】FreeCADで作るバスケットボール←本記事
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(2)】blockMeshでメッシュ作成
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(3)】OpenFOAMで無回転のバスケットボールまわりの流れ
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(4)】OpenFOAMで回転のバスケットボールまわりのメッシュ作成
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(5)】OpenFOAMで回転するバスケットボールまわりの流れ
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(6)】OpenFOAMで並列化計算
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(7)】OpenFOAMで抗力と揚力の出力
- 【回転するバスケットボールまわりの流れ(8)】PythonスクリプトによるOpenFOAMの自動計算
頑張りますよ(‘ω’)ノ
使用環境
- Windows11
- FreeCAD:0.19
- OpenFOAM-v2006 (2006)ESI版
- Paraview:5.9.0
FreeCADでバスケットボールの資料
解説はありませんがFreeCADでのおおまかなモデル作成の手順のメモ書きをしました。
できたモデルがこちらです。
今回は適当な寸法でモデルを作成したため実物の大きさを再現していませんのでご注意を!
実際のバスケットボールの寸法
上の資料で作成したモデルは適当な大きさで作ったため寸法は実物のモノではありません。
実物のバスケットボールの大きさは以下の表となります。
バスケットボール | 周囲 | 直径 | 重量 | クラス |
---|---|---|---|---|
7号 | 74.9~78cm | 24.5cm | 567~650g | 一般男子・大学男子・高校男子・中学校男子用 |
6号 | 72.4~73.7cm | 23.2cm | 510~567g | 一般女子・大学女子・高校女子・中学校女子用 |
5号(ミニ) | 69~71cm | 22cm | 470~500g | 小学校用 |
3×3(スリーエックススリー) | 72~74cm | 23.2cm | 580~620g |
簡易版のバスケットボールモデル
はじめて行う解析の場合はいきなり詳細にモデルを作りこむよりも、ある程度簡易化した軽いモデルで解析が実行できるかどうかを確かめながら(調べながら)時間のかからない方法で進めていくのがストレスがなくて良いです。
作成したモデルはこちらです。
作成したモデル
作成したモデルは実際に流体解析で使うのでご利用ください。